クローバーに囲まれた、
生きものの畑。
羽のおと農園の畑のまわりには、クローバーが広がっています。 土を覆い、花の季節にはミツバチを呼び、テントウムシなどの益虫の居場所にもなる。 除草剤に頼らず、草や生きものと付き合いながら野菜を育てる畑です。
草を消すのではなく、
畑の一部として活かす。
羽のおと農園では、除草剤を使いません。 草をすべて消してしまうのではなく、刈る、残す、覆う、活かす。 その時の畑の状態を見ながら、草と付き合っています。
圃場まわりに広がるクローバーは、羽のおと農園の大切な風景です。 マメ科の植物として土づくりに関わり、花の時期にはミツバチや小さな虫たちが集まります。
野菜だけがある畑ではなく、草も、虫も、土も、風景も含めて育てていく畑を目指しています。
クローバーが畑でしてくれること。
土を覆う
クローバーが地面を覆うことで、土の乾燥や流亡をやわらげます。 裸の土にしすぎないための大切な植物です。
地力を支える
クローバーはマメ科の植物です。 土づくりの一部として、畑まわりの地力を支えてくれる存在です。
生きものを呼ぶ
花の季節にはミツバチが集まり、畑まわりに小さな生きものの居場所ができます。 畑の景色もやさしくなります。
畑に来てくれる生きものたち。
虫をすべて敵にするのではなく、畑のバランスを支えてくれる生きものも大切にしています。
ミツバチ
クローバーの花に集まり、畑に羽音を運んでくれます。 農園名「羽のおと農園」にもつながる存在です。
テントウムシ
アブラムシを食べてくれることもある、畑の頼もしい生きものです。 小さな命の働きを大切にしています。
クモ
畑の中で虫を捕まえる、自然のバランスを支える存在です。 すぐに排除せず、役割を見ています。
ミミズ・微生物
土の中で有機物を分解し、土を育てる生きものたちです。 見えにくい働きほど大切にしています。
クローバーの風景は、
除草剤不使用の証。
除草剤を使えば、畑まわりの草を一気に枯らすことができます。 けれど羽のおと農園では、その方法を選びません。
草を刈る手間はかかります。 クローバーを残すためには、畑のまわりを見ながら管理する必要があります。 でも、その風景そのものが、除草剤に頼らない畑の姿です。
クローバーに囲まれた畑は、羽のおと農園の看板のような存在です。
クローバーを活かすための畑づくり。
畑のまわりを緑で囲む。
圃場まわりにクローバーを育てることで、畑の外側に緑の帯ができます。 土を覆い、生きものの通り道にもなる場所です。
踏む場所、残す場所を分ける。
通路や畦では、作業しやすさを保ちながら、残せる草は残します。 すべてをきれいに消すのではなく、畑の状態に合わせて管理します。
刈って、敷いて、土を守る。
草が伸びすぎたときは刈ります。 刈った草は、畑の状態を見ながら土の上に敷き、乾燥を防ぐ素材としても活かします。
花の季節を畑に残す。
クローバーの花が咲くと、ミツバチや小さな虫たちが集まります。 そうした花の時間も、畑の豊かさの一部として大切にしています。
ミツバチの羽音が聞こえる畑。
羽のおと農園という名前には、畑にやってくるミツバチの羽音、そしてクローバーのある風景への想いがあります。
野菜だけを育てるのではなく、花があり、虫が来て、土の中の生きものが働いている。 そんな畑でありたいと考えています。
クローバーとミツバチは、羽のおと農園らしさを伝える大切な象徴です。
この畑で、季節の野菜を育てています。
クローバーに囲まれた畑で、固定種・在来種を中心に野菜を育てています。
夏野菜
トマト、なす、ピーマン、スイカ、オクラなど。 夏の畑で育つ野菜のまわりにも、生きものの気配があります。
とうもろこし・落花生
とうもろこしは防虫ネットで守り、落花生は収穫後にじっくり干します。 畑の景色とともに育つ作物です。
種をつなぐ野菜
固定種・在来種を中心に、採った種をまた畑へまきます。 畑の環境に少しずつ馴染む野菜を目指しています。
クローバーの畑の一年。
季節ごとに、クローバーと畑の表情は変わります。
春、クローバーが広がる
気温が上がるとクローバーが動き出し、畑まわりの緑が濃くなります。 花が咲くとミツバチも集まります。
夏、草の勢いを見ながら刈る
夏は草の勢いが強くなります。 野菜を邪魔しすぎないように刈りながら、畑のまわりの緑を活かします。
秋、畑の片づけと土づくりへ
収穫後の畑では、草や残さをどう土へ戻すかを考えます。 次の作付けや緑肥につなげる季節です。
冬、次の春を待つ
冬の畑は静かですが、土づくりは続いています。 次の春、またクローバーや緑肥が動き出します。
草も生きものも、管理しながら活かす。
放任ではありません
草を残すことは、放置することではありません。 野菜を邪魔しすぎないように、草刈りや管理をしながら活かします。
虫をゼロにはしません
畑にはいろいろな虫がいます。 すべてを敵にするのではなく、被害を見ながら、バランスを大切にしています。
畑の状態を見て変えます
クローバーを残す場所、刈る場所、作物を優先する場所。 畑の状態に合わせて管理を変えています。
クローバーや草の管理は、畑の状態・季節・作物によって変わります。野菜の生育を優先しながら、畑まわりの生きものの居場所も大切にしています。
クローバーと生きものに囲まれた畑から。
羽のおと農園では、除草剤に頼らず、クローバーや生きものと付き合いながら野菜を育てています。 この畑で育った季節の野菜を、ぜひご家庭でお楽しみください。