動物性堆肥を使わない理由

NO ANIMAL MANURE

畑に入れるものを、
自分で選びたい。

羽のおと農園では、牛ふん・鶏ふん・豚ぷんなどの動物性堆肥を使っていません。 「有機だから何でもよい」と考えるのではなく、畑に持ち込むものの由来や見えにくい不安要素を考え、植物由来の土づくりを大切にしています。

写真:植物由来の力で育てる畑
OUR POLICY

動物性堆肥を使わないのは、
畑への責任から。

牛ふんや鶏ふんは、有機栽培でも広く使われる資材です。 けれど羽のおと農園では、あえて動物性堆肥を使わない方針を選んでいます。

理由は、畑に入れるものの由来をできるだけ自分で把握したいからです。 飼料、飼育環境、薬剤使用の履歴など、堆肥になったあとでは見えにくいものがあります。

だからこそ、畑に入れるものを減らし、緑肥や米ぬか、微生物の力を使いながら、植物由来の循環で土を育てたいと考えています。

写真:畑に入れるものを選びながら土を育てる
WHAT WE DO NOT USE

羽のおと農園で使わないもの。

肥料や堆肥は、野菜だけでなく、畑の土そのものに長く関わるものです。

01

牛ふん堆肥

土づくり資材として一般的に使われますが、羽のおと農園では使いません。 畑に入れるものをできるだけシンプルにしたいからです。

02

鶏ふん堆肥

肥料分が強い資材として使われることがありますが、羽のおと農園では使いません。 すぐ効く肥料より、土の循環を大切にしています。

03

豚ぷんなどの動物性堆肥

動物由来の堆肥全般を使わず、緑肥や米ぬか、微生物など植物由来の力を中心に土づくりをしています。

動物性堆肥そのものを否定しているのではありません。羽のおと農園として、畑に持ち込むものをできるだけ把握しやすくするために、この方針を選んでいます。

REASONS

動物性堆肥を使わない理由。

01

由来が見えにくいから

堆肥になる前の飼料や飼育環境、使われた資材の履歴までは、すべて確認できないことがあります。 見えにくいものを畑に入れない選択をしています。

02

畑に入れるものを減らしたいから

外から強い資材をたくさん入れるのではなく、畑の中で緑肥を育て、微生物の力で分解し、土の循環を作りたいと考えています。

03

植物由来の循環を大切にしたいから

草や緑肥、米ぬか、落ち葉、作物残さなど、植物の力を土に戻しながら、次の野菜を育てる畑を目指しています。

INSTEAD

では、何で土を育てるのか。

動物性堆肥を使わない代わりに、緑肥・微生物・米ぬか・納豆菌ぼかしを中心に、土づくりをしています。

写真:畑で育てる緑肥
緑肥

畑で草を育て、畑へ戻す。

ライ麦、燕麦、クロタラリア、ヘアリーベッチなどの緑肥を育て、土へ戻します。 外から堆肥を入れるだけではなく、畑の中で有機物を育てる考え方です。

緑肥は土を覆い、根を張り、刈り込んだあとには次の野菜の元肥にもなります。

写真:米ぬかと納豆でつくる納豆菌ぼかし
納豆菌ぼかし

米ぬかと納豆の力を借りる。

米ぬかと納豆でつくる手づくりの納豆菌ぼかしを使い、微生物の働きを土づくりに活かします。

すぐに効かせるためだけの肥料ではなく、土の中の分解や循環を助ける資材として考えています。

写真:刈った草を畑へ戻す
草・残さ

畑で出たものを、土へ戻す。

刈った草や作物残さは、畑の状態を見ながら土へ戻します。 畑から出た植物の力を、できるだけ畑の中で循環させたいと考えています。

草もただの邪魔者ではなく、土を守る素材にもなります。

写真:微生物や生きものが働く土
微生物

分解する力を育てる。

緑肥や草を土へ戻しても、分解してくれる微生物の働きがなければ、次の野菜の力になりません。

羽のおと農園では、土の中の微生物が働きやすい環境を育てることを大切にしています。

SOIL CYCLE

植物由来の循環で、土を育てる。

動物性堆肥に頼らない土づくりは、一度で完成するものではありません。毎年の積み重ねです。

STEP 01

緑肥を育てる

野菜を育てない時期や、畑を休ませる時期に緑肥を育てます。 根を張り、土を覆い、有機物を畑の中で作ります。

STEP 02

刈り込み、土へ戻す

育った緑肥を刈り込み、土へ戻します。 植物の体を、次の野菜のための有機物として活かします。

STEP 03

微生物に分解してもらう

米ぬかや納豆菌ぼかしなども使いながら、微生物の分解を助けます。 土の中でゆっくり形を変えていきます。

STEP 04

次の野菜を育てる

分解された有機物を次の野菜の力にします。 外からたくさん入れるのではなく、畑の中で育てたものをつなげていきます。

STEP 05

また畑へ戻す

収穫後の残さや草も、状態を見ながら畑へ戻します。 畑の中で循環を続け、来年の土につなげます。

IMPORTANT NOTES

大切にしている考え方。

01

有機=何でも安心、とは考えません

自然由来、有機資材という言葉だけで判断せず、畑に入れる意味や由来を考えて選びます。

02

動物性堆肥を否定しているわけではありません

他の農家さんのやり方を否定するものではありません。 羽のおと農園として、自分の畑に合う方針を選んでいます。

03

すぐ効くより、長く続く土へ

一時的に野菜を大きくすることより、来年も再来年も育てられる土をつくることを大切にしています。

このページは、羽のおと農園の栽培方針を伝えるためのものです。販売時の表示や認定に関わる文言は、実際の栽培内容・ぎふラル認定内容・表示ルールに合わせて最終確認してください。

写真:植物由来の土づくりで育てた野菜
VEGETABLES

この土づくりで、
野菜を育てています。

じゃがいも、かぼちゃ、とうもろこし、落花生、スイカ、トマト、なす、ピーマン。 羽のおと農園の野菜は、この考え方の上で育っています。

動物性堆肥を使わず、農薬・化学肥料・除草剤にも頼らず、畑の様子を見ながら手間をかけて育てる。 それが羽のおと農園の野菜づくりです。

派手な方法ではありませんが、畑に入れるものを選び、土を育て、種をつなぐ。 その積み重ねを大切にしています。

畑に入れるものを選び、土を育てる。

羽のおと農園では、動物性堆肥を使わず、緑肥と微生物の力を中心に土づくりをしています。 その土で育った季節の野菜を、ぜひご家庭でお楽しみください。